(続き)
時代は流れ平成の世、今度はカルトが漫画をパクッて信者を洗脳していたことが発覚しました。
この時の被害者は松本零士でパクられたのは宇宙戦艦ヤマト。
加害者はオウム真理教でした。

松本零士はSFものを描いていたわけですが、オウムが利用していたと連日のように報道されたせいで、
松本零士に対する抗議の電話がいったんですよ。被害者なのに。
ひどいものでは「お前がヤマトを描いたからこうなったんだ!」って毎日のように。

ここで一般の出版社は、
「オカルトを描かないようにしていてもカルトには利用される、自衛しよう」となりました。
そして、もともとあったオカルト雑誌社の方では、
「一般の作家さんを巻き込まないようにします」と約束事ができたんです。

だから、水鳥が雑誌社に出版の話があった時、まともな出版社なら、
はじめにこのことを注意されているはずです。
公共の場で、一般の作家さんをオカルト扱いするなって。

まあ、本になる前の2013年のこの記事見たら、なんか雑誌社もいい加減なところみたいですがね。
ttps://ameblo.jp/kami-nene/entry-11567121456.html

チェックが甘かったのかどうか知りませんが、水鳥は上の記事だけでなくその後も
エヴァや魔法少女やフェイトやらを取り上げては、宇宙神だスピだと記事を書いていました。

でも、この段階の時はまだ出版社の網に引っかかってなかったんですよ。
もちろん、見逃されていたわけではなく、たまたま見つかっていなかっただけなんですが。
(続く)