真理の本質は、
 自由の活用と権利と追求に集約されている。

人類の歴史は、個人としての自由の争い。
 自由に生きるために穀物を蓄える。
 生きる自由のために、生きられない者同士が穀物を取り合う。
 生きる自由のために、穀物を蓄える自由を得る。 
 生きる自由のために、穀物を占有し守る。
 生きる自由のために、武力によって穀物を守る。

 より自由に生きるために、武力を拡充する。
 自己の自由を確保するために、他人を支配し強制労働をさせる。

 このように、自己の自由拡大のために科学や宗教が発展する。

 宗教の共存という概念も、自己の自由拡大の手段でしかない。
 また、愛という概念も、やはり自己の自由拡大の手段として生まれる。

 神は人間に自由を約束してはいるが、
  人間は、同時に神が作った物理的な宇宙に生きなければならない制約によって、  自由が奪われる。
 また人間には、死の存在によって、目的達成に制約がかかる。