我々が生きていると信じているこの世界は、
そもそもすべてが理不尽であるようにできている。
世界とはそもそもそういうところなのであって、
この世界を理想郷にすることは絶対に出来ない。
したがって、少なくともスピリチュアルなレベルにおける努力の方向性とは、
世界を理想郷に改革することではなく、
自らを理想的な状態に「復帰」させる以外にない。

もちろん、社会を改革していくことを否定しているわけではない。
しかしそのような改革は決して成功することはない、
ということは歴史が証明している。
一次的にうまくいったかのように見えても、
すぐに新たな問題が生じてくる。

このスレのリベラル寄りのバシャール信者の理想通り、
たとえば安倍政権のみならず世界中の保守政治が瓦解し、
スーパーリベラルな世界統一政府のようなものが出現して、
金持ちや成功者を悉く処刑して彼らの富を簒奪して
それを虐げられてきた引きこもりやニートたちに対して
気前よく分配したとしても、
一年も経たないうちに再び経済格差が生まれ、
すべては元の木阿弥になるだけだろう。