横浜市の住宅でおよそ10か月間、母親とみられる遺体を遺棄していたとして、
49歳の女が逮捕されました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、横浜市金沢区の無職・佐藤陽子容疑者(49)で、
1月下旬ごろ、母親の京子さん(当時81)とみられる遺体を、
自宅の和室の布団の上に遺棄した疑いが持たれています。
佐藤容疑者は両親と兄の4人暮らしで、京子さんと面会ができなかった区の職員が
警察に相談し、事件が発覚しました。
「扉が開けっ放しで、ちょっと見ただけでも、すごい異臭でした」
(佐藤容疑者の自宅の屋根を修理した人)
取り調べに対し、佐藤容疑者は「冷たくなって亡くなっていたのは分かっていた」
「母が死んだことを受け入れられずに放置してしまった」と容疑を認めているということです。