盲人と象の逸話のように接している情報で感じ方も変わる
霊感能力欲しさに100万使った人ってどこをどう信じればそういう発想になるのかと思う。
成田山のお守りだって効力100%じゃないけど、だからって詐欺商法として訴えるのは難しいのに。

講演で「自分は宗教家にはなれない」「霊が憑いても気にせず『ゆっくり憑いてなよ』と声をかけて慌てない。除霊に金かけるなんてもってのほか」
って言ってるのは、もしかしたら暗に自分のお弟子さんとされる人達のに向かって言っていたことかも。

霊感商法のシステムも、盲信する信者と、基本的に商人の血の流れてる斉藤一人との小さなせめぎ合い感じるような中途半端なもの。
お弟子さんとされる人達が自分らの能力を過信、盲信し、やがて斉藤一人も年とともにお弟子さんなの暴走を食い止めることが出来なくなったとき(よわい今年71歳)、新たな宗教団体が産まれるんだろうな。
斉藤一人の人生最後の仕事として、お弟子さんを信者から商人に戻してあげれば、と思う。

確かに講演の中でも「これは神様から教えてもらったこと」と前置きがつく話があるけど、あれ、言葉通りに受けとってる人も結構いるんだよな。
先日亡くなったスティーブン・ホーキングも神の名をちょくちょく出していたけど、別に宗教家でもないんだし。