「そんなに簡単にできるはずがない。物事がそんなに早く変わるはずが ない」と反射的に思うかもしれません。でも可能です。
「そのような現実を実現化する準備が自分にはできている。そして自分 にはそれだけの価値がある」と信じることを、単に、選択するか、しないかにかかっています。
そして、これが、もうひとつのショートを起こす部分です。
これらのショートは「まだ私には準備ができていない」または「私にはそれを受けるだけの価値がない」と言っている部分です。
または、「物事はそんなに早く変わるはずがない」とか、「話がうますぎて現実であるはずがない」とか、「そんなのは、おとぎばなしだよ」などと言います。
もしくは、「そんなくだらないことばかり考えていないで、もっと大人になって現実を生きなさい」と言ったりします。(3-P194)

望んでいない観念は、あなたの中の一番強い感情を通して実現されます。
否定的な視点を含んでいる観念は、普通、それらの観念を実現化させるために否定的な感情を生み出します。そして、これを繰り返します。(3-P188)

肯定的な観念は肯定的な感情を創り出し、これも自然に肯定的な現実を 創り出すことを繰り返します。
ですから「自分は自由に望むものを現実化することができる」という肯定的な観念をもつと、喜びに満ちた感情をもたらし、それによって肯定的な結果を実現し ます。(3-P188)

無価値感と罪悪感の観念は、疑いと怖れの感情を創り出します。そして無価値感と罪悪感と努力の苦しい現実を実現化します。
これが「創造の物理学」なのです。これは、皆さんすべてに応用できるたったひとつの法則を表しています。
このたったひとつの法則とは、次のようなものです。
「自分の与えるものが、自分に戻ってくる」これだけです。(3-P188)