基本は私たちの「学び」を得ることができる状態に持っていくのがセオリーなのでしょうが、
そこに色々複雑かつ不確定な要素が入り組んできていて、まあ中々大変なようです。
他人事のようですが、実際私たちも大変なのです。

「宇宙全史」は何度読まれても新しい発見があるはずです。
あれは人智で記されたものではなく、宇宙が「この時代ここまで開示してもよし」と
人類史上かつてないほどの大盤振る舞いをしたものですから、理解のできる方々は得るものは大きいと思います。

私など(まだ覚醒しておりませんので)ドン・ファンやニサルガの本は、おそらく10回以上読んでいるのではないかと思います。
それくらい読むたびに新鮮ですし、覚醒への手掛かりを毎回得られるものです。
「宇宙全史」はそれらのものよりは、はるかにやさしくわかりやすく書かれてありますが、
それでも普通の人間感覚では読みこなすことは難しいかもしれません。

かつて世紀末や終末といわれる時代になったら、一体どれほど世界が荒れ狂うのかと思っていましたが、
現実はそれほど実感として感じることもなく、ただ「ああ大変な地震があったなあ」「また戦争が起こっている」
「飢餓が続いている」「大きな台風が来たね」という日常性の範囲の意識でスルーしてしまおうとしているようです。

2012/8/25 No.1593
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