こういう法則やスピリチュアルを信じる者は、自分が不幸だと思い込んでいるのである。
でなければ、こんな法則などに手を出さない。

幸福とはなにか?答えは健康でいることであり、金持ちになることではない。
精神が貧相だから、自分が不幸だと自己洗脳し、
金持ち=幸福 という単純な夢物語の思考しかできない。

「私は今、幸福になっている最中です」
これを徹底的に信じ込ませるんだから引き寄せマスターや詐欺師達は簡単である。
疑念を抱けば「叶わない、信信が足りない、解釈が間違っている」と言い
否定する者には「あなたが幸福になろうとしているのを妨害している者だ」と吹聴する。

完全にオカルト新興宗教である。

がんの患者は
自分がこの世から消えるという死の恐怖とともに、ガンによる苦しみと衰弱、そして
抗がん剤の副作用によって体のダルさと苦痛を味わいながらWで衰弱していく。
がん患者にとって、幸福とはなにか?を聞けばほぼ100%
「健康、普通に生活できる事」だと言うはずである。

がん患者は誰がどう見ても不幸である。自分に言い聞かせてポジティブになる事も
必要であるが、どっちかといえば誰がどう見てもやはり不幸である。
その不幸者は藁をもすがる思いで民間療法に手を出し始める。
そこには、がんに良いという健康食品やセミナー、スピリチュアルが多数存在する。
それらに手を出し始めるのには精神的貧相で不幸の引き寄せ信者と同じである。

自分で気付かない内に不幸と洗脳しているあまり、現実の幸福に気付けないでいるのが
引き寄せの法則を信じる者である。