>>825
まだ宇宙ができる前、神しか存在していませんでした。
神しかいない世界では対象物がないので、神は神自身を知ることができませんでした。
そこで神はまず宇宙を作りました。宇宙の星々を作り、別次元にさまざまな生命体を作ります。
その生命体に宿す命を与えるため、神は細胞分裂し、純粋無垢な何も知らない魂たちを生み出します。
その魂たちが地上の植物や鉱物に宿ります。
地上で個という物質に宿ることで、自分と他者という区別ができます。
その比較によって自分というものが何であるか知ろうとします。
その魂たちは次々と自分は何者であるか知り続けます。植物なら植物、動物なら動物、人なら人。
その経験値はアカシックレコードに蓄えられ、神がおのれ自身を知る記憶となります。
植物として宿る小さな意識は、幾多の転生で動物のより大きな意識となり、
幾多の転生でより大きな人間の意識となります。
そして自分が人間を超越したより大いなる意識であることに気づくと人間を卒業して、より大きな意識の存在になっていきます。
その無限とも思える工程を経て、最終的に神そのものに帰依します。
つまり簡単に説明すると、神から生まれた我々は、神から離れて旅をし、最終的に神の元に帰っていきます。
それは神が自分が何者であるか知るための、派遣員みたいなものです。
お前らは地上に行ってたくさん経験してこい、その知識を神に授けるんだ、という使命を持って生まれてきたんです。
その危険な旅は何があるかわからないので、ガイドをつけます。それが守護霊です。
守護霊は我々より先に輪廻を卒業した先輩の魂であり、より大きな意識を持ってます。