スピリチュアルを実践している人は善悪について考えることが多いとおもうけど、
悟りを開くと、善悪は同じことにすぎないと感じる。そして善も悪もないことを知る。
人間側が善や悪と定義づけてるだけであって、真実はそのような現象があるにすぎない。
その現象は大いなる神の意思によって地球上に存在するわけで、それらに善も悪も定義づけることはできない。
例えると、地球は誰のものでもなく土地は誰のものでもないのに、人間が勝手に国境を作り勝手に所有地を作るようなもの。
善悪もしょせんは人間側が都合よく法律をこしらえ、その基準で判断してるにすぎない。
ただ真理の観点からみると過ちということがひとつある。
それは命を傷つけること。命は魂であり、自分と同じ意識、神の意識ゆえ。
それにのみカルマは発生する。いくら物を壊そうがカルマは発生しないが、
その壊した物によって傷つく人がいるなら、カルマになる。
他者と自分の意識は同じゆえ、人を傷つけることは自分を傷つけることと同じ。
その痛みがカルマという意味。
自他の区別のなくなった目覚めた意識にカルマは存在しない。
それまでカルマの輪廻は自我がある以上続く。