>>744
例えば昔の小学生くらいの時を思い出してみると、クラスで意地悪する子やワルガキのことは覚えている。
でも意地悪もしない、いじめなんかもしない、ごく普通の子のことは記憶には残っていない。
仲良かった子もいるはずなのに覚えていない。

「善き者」に焦点を当てるのではなく「悪しき者」に意識は向けてしまうことは、人間の性みたいなものかと思っている。
邪だったりネガティブなほうが圧倒的にパワーが強い。
「明日は大好きな音楽の授業がある」
「でもまた教科書とノート隠されるかも...」
このふたつなら後者の不安のほうがより心を支配していた。
それは精神の発達が幼いころも今もそれほど変わっていない。