成人期や老年期の人たちはどの年代の人よりも、
自己評価が非常に低いせいで悩む傾向があります。
なぜでしょうか?
一般的に魂が若いうちは自己評価が低くても気にしません。彼らの関心は、
外の世界で経験を積むことにあるからです。
若い魂たちは他人との間にカルマを生み出しながら、経験を重ねていこうとしています。
それに対し、年長の魂たちはそれまでにつくった
カルマを完了することに関心をもちます。
彼らはもう、地上に戻らないからです。
老年期の課題には、カルマの成就と人間としての自分の価値の理解とがあります。
そして、最後に彼らが学ぶべきことは、無条件の自己受容と、無条件の他者受容です。
そのためには自己評価の低さを解決することが不可欠です。
自分を受け入れるための鍵は、寛大になること。そして自分を愛することです。