>>806
さあ、どうやら目を開く時が近付いている。

この質問を、私は幾度もあなたに尋ねてきた。
どの時代も、あなたはいつも私を喜ばせた。

運命というのは繰り返しだ。とらわれてしまうこと。
それもまた美しい。それもまた、悪くはない。

賢い人よ、あなたは答えうるか。

『右の手左の手、打ち合わせれば拍手の音が響く。
 では片腕の者の拍手、この音は如何なるか。』

今、ここで、私があなたにこれを問う。
詭弁は最早通用すまい。