不二一元論は西欧に入りより論理化されたので、
ヨーガにおける神との繋がり、愛着、そうしたものを
切り離して冷淡になってしまった部分はあると思います。

しかし論理的には 、東洋のも西欧のも変わらないのです。
多少整理されただけ、といったところでしょう。

Mさんの場合、ノンデュアリティ的に言えば、
ブラフマーの世界創造の側面であるマーヤーの創造性と
同一化した経験を得たのでその実感の方が大きく、
「現象世界は幻」という伝統的なブラフマーへの回帰が
主張として間違ったものと思われるのかもしれません。

しかし私も、真我における神の真の形は、
永遠不変の理知であるブラフマーではなく、
その別の姿とされているマーヤーに近いものだと
考えていますから、Mさんの感覚がなんとなくわかるような気がします。

トリムルティについて少し調べると、
他の人とも話が合ってくると思いますよ。