明かされる瀬織津姫と天照大御神、そして九州王朝の関係(その2)――

引用元 http://nipponkakuryoukai.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-6494.html

 スピリチュアルな話は、最近の若者に多い「パワースポット」ネタを除くと極力控えているこのブログですが、
瀬織津姫のことだけはきちんと言わねばなりません。

 瀬織津姫に関する誤った情報が拡散されているのは看過できないのです。

 私と瀬織津姫の関係については、皆様のご想像にお任せします。

 天照大御神様と瀬織津姫が夫婦だったという謬説には、瀬織津姫だけでなく五十鈴姫も困惑しています。

 繰り返しますが、天照大御神様は生長の家でいうところの「第二義の神」であって、働きを表す神様ですから、
人格神ではありません。というよりも、人格は複数持たれている、という方がイメージとしては正確に理解できる
かもしれません。

 従いまして、天照大御神様の中には男性の人格をもった神様もおられます。

 例えば、火火出見(ホホデミ)命がそうです。

 それに、五十鈴姫も女性神として『古事記』には現れていますが、男性の肉体を持って地上に産まれたこともあ
ります。

 瀬織津姫も男性の体をもって何度も産まれてきています。

 霊界での性別と云うのは物質界とは全く異なるもので、雅春先生が「男性=左」「女性=右」と言われましたが、
あれは比喩ではなくて、本当に霊界、特に天界の中でも色界天の住む世界ではそういう感じなのです。

 色界天には性欲がないというようなことはよく知られていますが、それでも恋愛感情は強烈にあります。私の小
説で瀬織津姫が「性別はファッションみたいなもの」と言っていますが、あの発言自体はフィクションであるもの
の、霊界に関する例えとしては他の怪しげなスピリチュアルブログよりかは正確だと思います。

(続く)