>>501
どうだろう?あくまでカマキリ星人としては将来お互いの惑星同士が衝突して全滅するのが嫌だったから、相手の惑星を解体しようって話になった。
カマキリ星人にとってゲジゲジ星人は土木工事のついでに蹴散らされる一生物に過ぎなかった。
しかし、予想以上に抵抗が激しかったから、軍隊を組織するに至り工事現場の防衛を行うことになったと思っている。

いつの間にか殲滅の方が目的化したのと、結局惑星を解体するだけの技術が無かったので保留となり、解体方法を模索する時代になった。
その間に元軍人だったカマキリ星人一派がその惑星に居座るようになったのが自分の前世の記憶だった。

前世は地球人ほど好戦的な種族ではなかったし、恒星を飛び出して外宇宙に出たいと思うほど外交的な種族でもなかった。
ただ知的であろうとなかろうと他の生物を殺めることに無神経なだけ。
そう考えると、その辺の気配りのできるすごい奴だけがこれから宇宙人として地球に来れるのかもしれない。
少なくともASDとかADHDとか呼ばれる類の連中ではないと思う。

個人的には戦争の結果、知的生命体と戦うことの喜びを知ったカマキリ星人のごく一部が地球での修行に興味を持ったから来たのだと考えている。
前世が何者であれ、修羅道に落ちる人間はたいてい前世か今世のどこかで成績一位になって褒められたとか、戦って何かを勝ち得た成功体験からその道に至るのでは?