夜中に人の声で目が覚める。夢うつつの中でも半分聞こえてた声を認識していて、目が覚めた瞬間に思い出す。そして怖くなる。

雑音に混ざって人の念みたいな声が入って聞こえる。車のクラクション、飛行機が近づく音、バイクの音などと一緒に、誰かの念が強い順に聞こえてくる。

メッセが来た後の友人の行動が隣の部屋の声ぐらいにこもって聞こえる、成り行き、展開が聞こえてわかる。翌日に友人からその後の展開の報告メールが来て、あぁ、それは知っている、と思う。でももう驚かない。

周りの誰にも言えない。
強く非難してくる念が背中に突き刺さるようにダメージとなり、しんどくて仕方がない。強い電磁力を受けてる感じ。誰にも相談できなくてしんどい。

下鴨神社に時々行って何かを求めるけど、あなたの力は中途半端、もっと他に苦しんでいる人はいる、あなたのはまだ微弱で中途半端な方、と言われてるように感じて終わる。特に解決にもならないが、まるで実家に帰って泣き言を聞いてもらう感じに似ている。

他のどこにも癒されるところがない。相談できなくて、でも背中に突き刺さる人の念や声が伝わってきてしんどい。