あなたは「神」と聞くと、どんな存在を想像しますか。

神については、宇宙的な愛とか、無尽蔵なエネルギーとか言うように、特定の人格神を描くよりは、サムシンググレイトというような、普遍的な知性のようなものを想像する人が多いと思います。


僕も基本的には同じような感覚で神を想いますが、その一方で人格神というか、独立した意志を持った具体的な存在という感じがするときもあります。


そしてその神は、同時にありとあらゆることを見通していて、いまあなたの髪の毛が何本かということまで知っている。

世界の片隅にひっそりと暮らす者に対しても、誰に対しても一切の差別なく、エコヒイキもなく、同じように愛し見守っています。

神はあなたを、あなたが想像するよりはるかに深い愛で、いまもあなたを愛しています。


いまも。


神とは何かは知りませんが、そんなふうにあなたを愛している存在があり、その愛に比べたら、人間が語る愛は塵のようなもの。

そのことがわかれば、この世には誰ひとり落ちこぼれもいないし、無駄な人もいないことがわかります。

こうして生きて在ることが、即ち祝福だということをみんなで気づけば、この世は一気に変わることでしょう。

動物的な防衛心と利己心がいまの世界を作っていますが、一人一人が、本当の神の愛を実感する日が来ればと願っています。