どうしていますか。


今日は楽しい気分ですか?

ダウン気味ですか?

それとも、いつもと変わりませんか?


何をしていようと、どんな気分を感じていようと、何を考え詰めようと、刻々と時は過ぎていきます。


終わってしまえば同じこと。

後に何も残りません。

そしてまた新しいいまがやってきて、何かを感じ、考え、行為しているのです。


人生はこの繰り返し。


どこかに向かっているみたいだけど、同じ場所(ここ)をグルグル回っているだけで、どこにも向かっちゃいない。

したがって先を行く人もいなければ、後ろに取り残された人もいない。

みんないつも同じ場所にいるのだから。


それがわかれば、やるべきこともなくなるし、やり残したこともなくなります。

成功の人生も失敗の人生もないということが、とことん腹の底から分かるのです。


それが分かったからと言って、何かが変わるわけじゃなく、これからも必要なことに対処しながら生きることに変わりありません。


違いはそこに深刻さが消えていること。

昨日を悔やみ、明日を心配し、やっと今日を生きているような態度はなくなっていることでしょう。




人生とは、いまこうして在ることであり、それ以外は記憶の中にしか存在しない。

実在しているいまを生きるとしましょう。


気楽にね。