つまるところ、みんなで仲良くできたらいい。

それぞれの考え方や生き方を認め合って、争うんじゃなくてそれぞれの良さを与えあえたらね。


本当は誰でも心の底で、みんなと仲良くしたいと思っている。

なのに、表層の自分がそれをさせないんだ。


自分正しさのアピールのほうが大切になってしまう。

自分の正しさが一番正しいと思っているから。


口喧嘩から戦争に至るまで、あらゆる争いは正しさと正しさの闘い。

そして力が勝った方が正しかったということになる。


この世から正しさが消えたらいいと思う。

その代わりに愛があればすべてうまくいく。


愛は自分を主張しない。

愛は相手を受け入れる。


愛は空っぽの器にしか入れない。

自分の意見でいっぱいのマインドに、愛が満たされることはない。


いかに空っぽになるか。

いかに力を抜いてリラックスするか。

そうすればみんなで優しくなって、この世がグンと生きやすいところになるだろう。


この地上には70億人を養って余りある富と資源がすでにあるのに、それを使っていく能力をまだ人類は持っていない。

その気になればこの瞬間、世界中みんなで幸せになれるのに、そんなことより相手を淘汰することのほうが大切だと思っている。

恐れと恨みが消えてなくなれば、一気に人類の文明は高度なものになるのにね。