>>594
この世は実体のない幻だという考えがあります。
私もそのように思いますが、同時に個々の境界線を持って存在していることも確かです。

例えば、ゲームの世界は幻です。
すべては0と1で作られています。
それでも私たちの目には、色々なキャラクターや風景が映り、様々な体験を通してゲームをクリアします。
もし、ゲームの主人公が、この世界は幻だから苦しむ必要も何もないのだと、動かなくなったらどうでしょう。
それはゲームクリアではなく、コントローラーを投げてゲームをやめたということです。

なんでも思い通りになる霊的世界から、想いの現実化がままならないこの世界に生まれて来たのは何のためでしょうか。

それは体験を通して、自分にとって必要なことを学んだり、ただ体験そのものを楽しんだりと、人それぞれ生まれる前に決めて来たことを実現するためだと思います。

私は愛を学ぶために地球に生まれました。
自身の意識が高くなるにつれ、霊能力のようなものも発言しました。
それは、他者の思考と感情が流れ込み、それに同調することです。

今の世の中、不満や不安を抱いている人、殺したいと思うほど他者を憎んでいる人が多くいます。
そのような人々と関わることで、自分の思考や感情も同じように影響され、他者の想念が私の身にも現実化します。

そのような状態で、瞑想だけで望む現実を作るということは不可能に近いです。
このような苦しみから抜け出すには、他者に奉仕し、感謝の想念を頂くことが最善の近道だと思います。

もちろん、見返りを求めて自ら不満の想いを抱くようでは本末転倒ですので、呼吸をするように軽く、何も気にせず、ただ思いやりの心で奉仕をさせて頂く。

それが、肉体を持って地上に生まれた者が、幸せな気持ちで生涯を終えるための最善なのだろうと思います。

余談ですが、今日スーパーの電子レンジの順番を後ろのお婆ちゃんに譲り、レンジの使い方を教えてあげました。
たったそれだけのことで、申し訳ないと思うほどたくさんの感謝の気持ちを頂き、こちらこそありがとうと幸せな気持ちになりました。

お互い幸せな気持ちになれる奉仕って良いですね^ ^
情けは人の為ならずを実感しています。