俺さ、競輪ギャンブル依存症だったんだ。
ある夜、金縛りになったんだ。誰かが馬乗りになってて、
「誰だ!」って叫んだら、そいつ逃げてった。全身黒タイツだった。
で、数日後
また金縛りになった。今度は小学校2〜3年くらいの女の子が枕元に現れた。
でもその子、ニコニコしてるだけなんだ。
その後、競輪やったらボロボロに負けまくりなんだ。
だから俺、決意したの。今まで黒タイツが俺にギャンブルをやらせるようけしかけて、
女の子がギャンブルをやめさせるように仕向けているんじゃないかと。
だからギャンブルをやめた。
いわゆる指導霊ってやつが入れ替わったと思ったんだ。

もうギャンブルで勝てそうにないんだ。あの女の子がいる限り。
そんなお話しでした。