https://snjpn.net/archives/141563
毎日新聞が200人規模の早期退職、役員の呆れた「仕事削減策」に怒る現場

▼記事によると…

・毎日新聞社が社員の1割に当たる200人規模の早期退職を募集することがダイヤモンド編集部の調べで分かった。新聞の部数減少に歯止めが掛からず、事実上のリストラに追い込まれた。人員の大幅減のしわ寄せは地方の記者に行く。これによって毎日新聞の特長である現場発の独自視点の記事が減れば、自らの首を締めることになりかねない。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文)

・もう一つの重大な問題が、高齢社員に偏った年齢構成だ。
本誌が入手した労働組合資料によれば、丸山昌宏社長は5月29日、早期退職優遇制度を労組に提案した際、「構造改革を先送りしてきた結果、50歳代以上が社員の4割強を占め、さらに管理職が3割以上を占めるいびつな構造になっている」と危機感を語った。驚くべきことに50歳代の社員の半数が部長職以上に就いているという。

・ある中堅記者は、「無計画な採用の結果生まれた逆ピラミッド型の社員構成では上が詰まっていて絶望感しかなかった。特に、働かないのに自分より給料をもらっている一部ロートル記者の退場は大歓迎」と言ってはばからない。一方で、「今は希望の部署でやりたい担当につけているから我慢しているが、経営状況、組織運営からしてこの会社に未来はない。次の異動先次第では、転職できるよう準備をしている」と話す。

2019.7.2 15:30
https://diamond.jp/articles/amp/207581

(略)