「ねえ、先生・・・・。パンツも脱がせるの?」

「まあ、そうだな。じゃないとおしっこできないからな」

赤尾(乙武)の返答に、康平と公彦は照れくさそうに顔を見合わせた。

「じゃあ、先生、いくよ」

うしろ向きになって車いすの背もたれに短い腕をつき、尻をつきだす赤尾(乙武)。その腰に手をかける子どもたち。

「せーの」

紺色のトランクスを一気にずりさげると、そこに真っ白な尻が現れた。
(出典:ありがとう3組 第4章 ハダカのつきあい P117)