いまだにわかっていないようですね

@取締役は売買契約を締結→
A巨額取引で会社に巨額の損失→
B会社法355条の問題
この場合は売買契約という取引をすること自体は取締役の権限の範囲内
取引行為自体が問題ではなく行為を決定する過程において
リスクを適切に検証するなどの取締役としての注意義務を果たしていたかが問題になるわけ
貴方が好きな、当不当の問題
原則OKで355条違反が認められればNG

@財源規制に反する自己株式の取得→
A行為自体が法に反するもの→
B462条1項の取締役の会社に対する金銭の支払い義務が問題となる→
Cその職務を行うについて注意を怠らなかったことを証明したときは、462条2項により462条1項の義務を負わない
行為自体が法に反するもので許されない行為なわけ
当不当の問題ではないの
原則NGで462条2項の適用があれば支払い義務は免責

上の二つの違いが分かっていないようですね
当不当ではないのに無理やり当不当の問題として考えるから
> 法律違反ありや否やという観点から検討を加えたもので、結論的には
> 担当取締役に善管注意義務違反はない、としている。
なんていう表現になったのでしょう
善管注意義務違反の検討を指して「法律違反ありや否やという観点」と表現したのでしょうが
それこそ、>>454の大学の講義に従えば、不適切な表現となるでしょう

当不当の当てはめ、法律違反との文言の使い方、二重の間違いを犯していますね

自己株式取得の財源規制に反する行為は、取締役の権限は本来的には包括的なものといったところで、
明文規定で権限が制限されているわけだから、法に反する行為となることにはかわりなく、取締役に権限はないということです
当不当の問題など関係のない話なのです
不当に決まっていますからね(不当=法に反する行為で不適当という意味)
それを検討したものってw