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別に、子育て支援(少子化対策にはならんけど)に反対する気はありませんが、その「財源」ということで公的医療保険の被保険者一人当たり月数百円から千円超の負担を強いられるわけです。
政府は、歳出改革と賃上げにより、所得と比較した負担率は上昇しないと説明していますが、アホか。
歳出改革(=歳出削減)は、政府の支出を減らすという政策であるため、「支払われるはずだったおカネを受け取れなかった国民」の所得が減ります。歳出改革、の時点で、国民負担上昇なのです。例えば、政府が公務員を削減すると、彼らに支払われるはずだったカネが節約され、その分、彼らの所得が減る。それって、「国民に負担が生じていない」の? いや、生じているじゃん、どう考えても。この程度のレトリックに騙される人って(大勢いるだろうけど)、バカ、だよね。
さらには、「賃上げ」って・・・・。いや、なぜお前(岸田)に我々経営者が給与を決められなければならないの? 毛沢東か? 賃上げしようが、賃下げしようが、我々経営者の勝手です。それが、自由主義(※資本主義ではない)ですよ。

結局のところ、今回の子育て支援金制度は、
「貧困で結婚できない世代から支援金を徴収し、恵まれた子育て世代に渡す(別に、子育て支援に反対していない、しつこいけど。単に少子化対策にはならんと言っているだけ)」
見事なまでの「独身税」になってしまっているのです。

しかも、アウグストゥスの時代は「豊かだから結婚しない」という問題を解決するための独身税だった。
それが、今回は「貧困だから結婚できない」という問題を解決する(と称して)独身税導入。頭がおかしい政府。

この政府を選んだのは、我々なのですよ。
少なくとも、経済的な理由で結婚できない有権者の皆様は、自民党には絶対に投票してはなりません。それって、「自殺」でしょ。