日本学術会議は日本を代表するナショナル・アカデミー
他国のナショナル・アカデミーと連携・協力する
わが国唯一のナショナル・アカデミー
必ずしも内閣府所轄の機関である必要はないが
そうであるなしに関わらず学問の自律性と自由は不可欠
また国民の税金を預かる政府が学問の自由を保証し助成するのは
内閣府の機関であるなしに関わらず必要なこと
簡単に言えば、国民の税金を預かる政府は学問の自由を保証し
カネは出しても政治介入はするな、ということ
そんなことをしたら、人々の健康、環境、社会を危険にさらしてしまう
それが科学誌「ネイチャー」が日本学術会議の問題を一例として
「黙って見ていることはできない」と指摘したゆえんだ
現実の問題として政府による学問の自由への政治介入が強まるなかで
日本の研究力は衰退を続け、G7最下位、韓国より下位になっている
ノーベル賞受賞者でもある梶田会長が任命拒否の撤回を求めたゆえんだ
日本学術会議を攻撃する意見があるが
反日、スパイ、人民解放軍、共産党、日教組などなど
およそヒステリックで反知性的な攻撃があふれ
自由が生命線の学術研究を崩壊させて日本を破滅させたいのかと思う