「アベノマスク」契約過程の明示求める訴訟 経産省職員が証人出廷へ [大阪府]:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASS4J32MZS4JPTIL00LM.html

新型コロナ対策として政府が全国に配った布マスク(通称・アベノマスク)をめぐり、神戸学院大の上脇博之(ひろし)教授が業者との契約過程を明かすよう国に求めた訴訟で、大阪地裁は16日、配布を担った国の「マスクチーム」のメンバーで、実際に業者とやりとりした経済産業省の職員ら5人を証人として呼ぶと決めた。

 原告側によると、契約過程を知りうる職員の証人尋問は初めて。この日の口頭弁論で、原告側が求めていた証人尋問について、国側も受け入れる意向を示した。6月の口頭弁論で正式に決定し、8月下旬にも出廷する予定だ。

 原告側代理人の谷真介弁護士は「現場レベルの具体的なやりとりを明らかにしたい」と話した。

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布マスクをめぐっては、単価や発注枚数の情報を「黒塗り」にした国の対応の是非が争われた訴訟で、大阪地裁が23年2月に開示を命じる判決を出し、確定している。(大滝哲彰)


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