維新 IRめぐる汚職事件 下地幹郎氏の除名処分を撤回 貢献評価 | NHK | カジノ含むIR法
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230906/k10014185771000.html

2023年9月6日 17時19分

日本維新の会は、IR=統合型リゾート施設をめぐる汚職事件に関連して3年前に除名処分にした下地幹郎元郵政民営化担当大臣について、沖縄での党勢拡大に貢献しているとして、処分の撤回を決めました。

下地元郵政民営化担当大臣は、IRをめぐる汚職事件で逮捕された中国企業の元顧問から、事務所の職員が現金を受け取っていた問題で、3年前の2020年1月に所属していた日本維新の会から除名処分を受けました。

これについて、日本維新の会の藤田幹事長は、6日に記者会見で「下地氏がその後、沖縄での党勢拡大に、陰に陽に貢献してきたことを評価し、除名処分は撤回する。処分したことを取り消すのではなく、今後の効力をなくす」と述べ、持ち回りの常任役員会で処分の撤回を決定し、4日に下地氏に通知したことを明らかにしました。

一方で、藤田氏は「下地氏本人は、選挙での公認や復党は現時点で求めていない。党としても、積極的に勧誘したり促したりすることはない」と述べました。