福島第1原発にたまる処理水の海への放出が24日にも始まるが、23日から3日間、魚や水産加工品などの国際見本市が東京で開催され、西村経済産業相も訪れて、水産業者に理解を求めた。

23日午前10時ごろから東京都内で始まった国際見本市には、約600の国内外の水産業者が集まっている。

西村経産相「(お味はどうですか?)最高ですよ。これはもう本当に。きょう、お昼も夜もいらないですね」

西村大臣はブースを回りながら、「毎日水産物のデータを取り、すべてデータを公表し、安心して取り扱いを増やしていきたい」と説明した。

一方、出店者は...。

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東北や茨城県沖で捕れる魚介類は「三陸・常磐もの」と呼ばれ、国内外のファンが多く、関係者は不安を感じながらも、冷静に受け止めている。

FNNプライムオンライン
8/23(水) 11:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c0a6342123b29f9876cbd2f9b6dc5f10f3d3b33