LGBTの人たちへの理解を増進するための議員立法をめぐり、超党派の議員連盟で会長代理を務める自民党の稲田元防衛大臣は、20日、5月のG7広島サミットまでの成立を目指す考えを重ねて示しました。

LGBTの人たちへの理解を増進するための議員立法をめぐっては、与野党双方から早期成立を求める声が出ていますが、自民党の一部が法案の文言に反発していて、具体的な議論が始まらない状況が続いています。

こうした中、議員立法を推進する超党派の議員連盟が役員会を開き、会長代理を務める自民党の稲田元防衛大臣は「総理大臣秘書官の発言をきっかけに、理解増進法をつくろうという機運が非常に高まっている。できれば5月のG7広島サミットまでに成立させたいという方向性で議員連盟として頑張っていきたい」と述べました。

NHK政治マガジン
2023年4月20日
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/98420.html