安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補選(11日告示、23日投開票)に立憲民主党公認で立候補を表明しているジャーナリストで前参院議員の有田芳生氏(71)が10日、下関市内で事務所開きをした。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題やアベノミクスの検証を争点として掲げる有田氏は、安倍元首相について「憲政史上一番長い政治をつかさどってきた人。その政治が私たち、日本にとってどのような意味があったのか公正に検証しなければいけない」と語った。

 この日、有田氏は発熱のため東京からリモートで参加。新型コロナやインフルエンザの検査では陰性で、11日以降の選挙運動に影響はないという。

 4区補選ではほかに、前下関市議の吉田真次(38)=自民公認、公明推薦=、パン製造販売会社専務の渡部亜衣(37)=政治家女子48党公認=、元新聞社員の大野頼子(49)=無所属=、投資家の竹本秀之(67)=同=の新顔4氏も立候補する予定だ。

朝日新聞
2023/4/11 5:00
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