国会ではいわゆる統一教会への「質問権」の行使をめぐり、野党側はいつまでに調査を終えるのか、岸田総理大臣にせまりました。

岸田総理は、年内に質問権の行使は始めたいがいつまでに調査を終えるか答弁をするのは難しいと述べました。

立憲民主党・山井和則議員「調査がいつ終わるのか終えるのかはいつわかるんですか。被害者の方々も苦しんでおられる方々も、その間どんどんどんどん被害拡大しますよ。いつになれば調査が終わるのかが、だいたいめどが立つんですか」

岸田総理「いつまでということについてイメージがあるかという質問については、今お答えすることは難しいと思っています。あの少なくとも年内に権限の行使、これはスタートさせたいと思いますが、それがいつまでかかるのか、これについては、今、具体的に申し上げることは難しいと思っています」

また野党側は自民党が教団との関係を断つ、とする一方で宗教法人として税制の優遇措置を与え続けることは矛盾していると追及しました。

これに対し、岸田総理は「社会的に問題がある団体だと判断し政治が主体的に関係を断つと申し上げている。法的にどんな権限が与えられるかは法律に従って判断していく」と述べました。

その上で「政治責任と法的な位置づけは冷静に整理をしなければいけない課題だ」と説明しました。

日テレNEWS
2022年10月17日 17:23
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