「キャラ変」目指す立民・泉代表 慣例破り、駄洒落…真面目路線から一転
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2022/10/15 19:59 大橋 拓史

 立憲民主党の泉健太代表のパフォーマンスが振るっている。5日の衆院本会議の代表質問では慣例を破り、壇上から細田博之議長に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について答弁を要求。岸田文雄首相を「からっキシダ」とこき下ろす。執行部に重鎮が居並び埋没が懸念される中、真面目で爽やかなイメージが売りだった泉氏が「キャラ変」を遂げようとしている。

 泉氏は15日、新潟県長岡市を訪れ、立民に先月入党した米山隆一衆院議員の国政報告会に出席した。この場でも細田氏に迫った場面が話題となり、泉氏は「別にルール違反でもないし、丁寧な言葉遣いで、目を見て話をした。細田氏にはさらなる説明を求めたいし、説明がなければ議長の資格はない」と断じた。

 本会議で議長に答弁を求めるという異例の行動に対しては、自民党から「礼を失する」との批判も出た。もっとも、泉氏は「細田氏が何も説明しないからだ」と悪びれる様子はない。

 実は、細田氏に直接、旧統一教会との関係を問いただす「奇策」は、泉氏の後に登壇する西村智奈美代表代行が行う予定だった。ところが西村氏が質問する際は、議事進行の役目が細田氏から立民出身の海江田万里副議長に移っている。そこでお鉢が回ってきたのが泉氏だ。周辺によると、泉氏は当初、逡巡(しゅんじゅん)する様子もみせたが、次第に「細田さん、答えないかな」とやる気をみせるようになったという。

 この代表質問を終えた直後には、首相の答弁を「からっキシダ」とこき下ろした。その前々日には、首相が掲げる「新しい資本主義」をフランス語にかけて「シフォン(薄い)主義」とも揶揄(やゆ)し、立て続けの駄洒落攻勢となった。

(略)

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