旧統一教会の被害救済に取り組む弁護士の団体が文部科学大臣などに対し、教団への解散命令を請求するよう求めることを明らかにしました。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 阿部克臣弁護士
「甚大な被害がもう長期間、もう20年以上生じているわけです。岸田首相には考えていただきたい。解散請求は決断していただきたい」

これは全国霊感商法対策弁護士連絡会が、きょう午後、都内で会見を開き明らかにしたもので、旧統一教会に対する解散命令を裁判所に請求するよう求める申入書を文部科学大臣や法務大臣らに宛てに郵送したとしています。

政府はこれまで「解散請求は難しい」としていますが、弁護士らは「旧統一教会は全国各地の組織にノルマを課し、献金が続いている」などと主張したうえで、解散命令の請求は妥当だと訴えました。

TBS NEWS DIG
2022年10月11日(火) 14:02
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/175665