https://www.sankei.com/article/20221008-TJLSYH5R7BPMNGBLN3774TDIRI/
空自機の離着陸料徴収 名古屋空港 県営化後に140億円
航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)の輸送機などが滑走路を使う隣接の「県営名古屋空港」で離着陸料を愛知県に徴収されていることが8日、分かった。
徴収額は平成17年から昨年度までで約140億円に上る。
専用滑走路ではなく民間航空機と滑走路を共同使用する空自基地は、空自によると全国に7カ所あるが、離着陸料を徴収されているのは名古屋空港だけで、
軍用機に離着陸料を科すのは「世界でも例がないのでは」と指摘された。

政府高官は「国防を担う組織に航空管制などを担わせた上、離着陸料を徴収するというのは世界中で聞いたことがない」と疑問視する。