0001少考さん ★
2022/10/04(火) 11:28:36.83ID:CAP_USER9https://www.tokyo-np.co.jp/article/206228
2022年10月4日 06時00分
安倍晋三元首相の国葬後、初の国会が開会した。強行突破した岸田政権だが、その国葬の検証や世界平和統一家庭連合（旧統一教会）問題、絶大な権力の空白を巡り、安倍氏は今も永田町の論争の中心にいる。政府・与党は安全運転で嵐が過ぎるのを待つ構えだが、熟議の国会を取り戻し、徹底解明しない限り、問題は終わらない。安倍氏のいない「国権の最高機関」は、どこへ向かうべきなのか。（特別報道部・大杉はるか、山田祐一郎）
3日正午。会期などを決めるために開かれた衆院本会議場に続々と議員が入場した。最後方には党幹部や首相、閣僚を経験したベテランが並ぶ。自民会派の最上段にあった安倍元首相の席は今も空席。議席番号「431」に立てられた名札の名前は消えていた。
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3日正午の衆院本会議に臨む（後列右から）菅元首相と麻生副総裁ら。左端の安倍元首相の席は氏名標から文字が消えていた
左隣は、7月の安倍氏の家族葬で「あなたが私の弔辞を読むはずだった」と弔辞を読んだ麻生太郎元首相。安倍氏を含めて「3A」と呼ばれ、追悼演説候補に名前も挙がった甘利明前幹事長と短く話し、席についた。左隣の菅義偉元首相に話しかけ、前の席に野田聖子前少子化担当相が来ると、笑顔になった。
休憩を経て午後2時から再開した本会議では、岸田文雄首相が所信表明演説。自民会派はコロナ感染対策で2班の入れ替え制をとっているため、安倍氏の席の周辺に麻生氏らの姿はなく、目立つ大物議員は菅氏だけだった。安倍氏の国葬の弔辞で株を上げたとされるが、この日は静かに腕を組んだまま。約40分身じろぎもせず、耳を傾けた。
◆力の均衡崩れた自民「ガタガタ」
国葬は終わったのに、国葬がちらつく顔ぶれ。演説が旧統一教会との関係に及ぶと、細田博之衆院議長を追及する野党から、「議長の責任はどうなんだ！」と批判の声が上がった。この人も、最大派閥安倍派の出身だ。
安倍氏の近くに議席のある自民党議員は本会議後、安倍氏の空席を見て「名札が黒くなっていたね」と少し驚いた様子で話した。（略）
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