岸田首相は、安倍元首相の国葬にともなう「弔問外交」を終え、26日からの3日間で、各国の首脳らと38の会談を行った。

最終日の28日、岸田首相は、東京・港区の迎賓館で、イギリスのメイ元首相やカンボジアのフン・セン首相など、20カ国の首脳らと会談した。

このうち、韓国のハン・ドクス首相とは、日韓関係の改善に向けて意思疎通を加速化させることで一致し、ハン首相は、「両国は民主的価値と市場経済を共有する重要な協力パートナー」として、「関係の早期改善が共同の利益に合致すると思っている」と述べた。

岸田首相は、26日からのあわせて38の会談を通じて、「安倍元首相が培った外交的遺産を引き継ぎ、発展させる」との姿勢を示した。

https://www.fnn.jp/articles/-/423793