岸田文雄首相は27日午前、オーストラリアのアルバニージー首相と東京・元赤坂の迎賓館で会談した。アルバニージー氏は「安倍氏の逝去は悲劇的な損失だった。多大なる尊敬を集めた国際的なステーツマンだった。(日米豪印4カ国の枠組み)『クアッド』の対話も、安倍氏のリーダーシップなくして開始できなかった」とたたえた。

会談終了後には、ハワード、アボット、ターンブルの各元首相も加わり、日豪両首脳とともに5人で写真を撮影。岸田首相は「日本とオーストラリアは強固な信頼で結ばれ、地域の安定と繁栄を支える同志国の中核となった。これは皆さまと安倍元首相が共に成し遂げた、大変大きな功績だった」と述べた。

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