共産党の志位和夫委員長は29日の記者会見で、日本と中国が国交を正常化してから50年を迎えたことについて見解を述べた。「今の中国の行動、覇権主義や人権侵害について厳しい批判を表明してきた。この立場は変わりない」と強調。その上で、「『軍事対軍事』の対抗の悪循環に陥ってはならない。あらゆる問題を平和的な話し合いによって解決することに徹することを大原則に据えるべきだ」と語った。

また、「中国を排除、包囲するような国際的な枠組みをつくる方向に私たちは賛同しかねる。排除の論理ではなく、包摂の立場で国際的な関係をつくっていく必要がある」とも述べた。

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