台湾南部の高雄市に今年7月に銃撃事件で死亡した安倍元首相の銅像が設置され、除幕式が行われました。

安倍元首相の銅像が設置されたのは台湾南部の高雄市の「紅毛港保安堂」で、日本時間の午前11時から、除幕式が行われました。

銅像の高さは175センチで台座には「台湾の永遠の友人」と書かれています。

また銅像のほかに、「台湾頑張れ 安倍晋三」と安倍氏の直筆で書かれた石碑も設置されました。

責任者によりますと、銅像は有志から寄付を募り設立されたということで、「この銅像を日本と台湾の友好のシンボルとして後世に残したい」としています。

安倍氏は去年12月、台湾で開かれた会合で「台湾有事は日本有事」と発言、これに中国が反発するなど、総理大臣を辞任してからも一定の影響力がありました。

https://www.fnn.jp/articles/-/421871