日本維新の会の馬場伸幸代表は13日、日本記者クラブで記者会見し、維新の自公連立政権入りに含みを持たせた。「基本は、単独での政権政党を目指す」としたものの、「政治の世界は一寸先は闇だ。可能性はゼロではない」と述べた。公明党の現職議員がいる大阪府と兵庫県の衆院6選挙区については、次期衆院選で候補者擁立を検討する考えも表明した。

 維新は大阪市を廃止して特別区を置く「大阪都構想」の実現に向け、6選挙区で候補者擁立を見送ってきた経緯がある。

 馬場氏は「あくまで住民投票の協力を得るためだった。当面、住民投票を実施する可能性は低い」と指摘した。

https://jp.reuters.com/article/idJP2022091301001163