世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を20年間にわたって追い続けるジャーナリストの鈴木エイトさんが12日、自身のツイッターで自民党所属議員の新たな情報を投下。議員が教団の韓鶴子総裁を呼んだ「真(まこと)のお母様」がSNSでトレンド入り。「マザームーンじゃないのか?」「お腹痛めて産んだ息子が、他人を『真のお母様』なんて言ったら、もうショック」などの声が飛びかった。

 鈴木さんは朝、「『統一教会との関係を認識していなかった』と事務所が回答の土井亨衆院議員。昨年4月、オンライン希望前身礼拝ビデオメッセージ『孝情の証し』において、原理講習受講や教団イベント参加を韓鶴子総裁に報告『真のお父様』『真のお母様』と発言」とツイートした。

 この後、読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」に出演した鈴木さんは、自らが入手した教団の動画サイトに掲載された映像で昨年行われた教団主催行事にオンライン出席した土井議員が「真のお母様。私は国会議員の土井亨と申します」「私は真のお父様(創立者の文鮮明教祖)の聖和式(葬儀)に最初と次の年の2年続けて参加させていただきました」などとあいさつした様子を紹介した。

 司会のフリーアナウンサー宮根誠司は「生まれてこの方、真のお母様なんて言葉使ったことないですよ。自分の母親にも言ったことない」とあきれると、鈴木さんは「『真のお父様』文鮮明教祖の2012年のお葬式、その翌年の式典にも行っている。(オンラインであいさつした)8年前、9年前のことをしっかり覚えているのに、なのに今の時点で去年のあいさつを覚えていないというのは明らかにおかしい」と皮肉を込めて指摘した。

 ツイッター上では「リップサービスにしても異常」「いろいろ面白くなってきたな…真のお母様なんてw」「自民党統一教会と接点の自己点検アンケート。稚拙だ」など厳しい意見が相次いだ。

中日スポーツ
9/12(月) 17:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/26833745ae94c5a8e25998ca4a2d574631659767