「国葬」めぐる国会の閉会中審査 衆院 あす実施で与野党合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220907/k10013806881000.html

2022年9月7日 11時57分

安倍元総理大臣の「国葬」をめぐる国会の閉会中審査について、衆議院議院運営委員会の理事会で与野党は、8日の午後に岸田総理大臣から説明を受けたうえで各党の質疑を行うことで合意しました。

今月27日に行われる安倍元総理大臣の「国葬」をめぐっては、岸田総理大臣が国会の閉会中審査にみずから出席して実施の意義などを説明する意向を示していて、政府は6日、野党側の求めに応じて、「国葬」にかかる全体の費用の概算について、総額で16億6000万円程度となる見通しを示しました。

これを受けて7日午前、衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、8日の午後1時から委員会を開き、岸田総理大臣と松野官房長官から説明を受けたうえで、各党の質疑を行うことで合意しました。

また与野党間で主張に開きがあった審議時間は、全体で1時間半程度とすることになりました。

「国葬」をめぐる閉会中審査は、参議院でも開かれる予定で、8日の衆議院での審議のあとに開催する方向でこのあと与野党が協議することにしています。