細田博之衆院議長と江島潔参院議員は、文鮮明氏の構想に基づいて設立された民間団体「日韓トンネル研究会」の顧問を2019年6月から務めていた。

自民党の細田博之衆院議長と江島潔参院議員が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が関係する団体で、日本と韓国をつなぐトンネルの実現を目指すNPO法人「日韓トンネル研究会」の顧問を辞任したことがハフポスト日本版の取材で分かった。

ハフポスト日本版は当時顧問だった細田氏と江島氏の事務所に対し、顧問を引き受けた経緯や、今後も続ける意向があるかなどについて質問状を送付していた。両氏の事務所から回答はないものの、質問状を送った翌日にあたる9月2日に辞任した。

中略

■取材中に2人は顧問を辞任

細田氏と江島氏が所属する自民党は8月31日に開いた役員会で、旧統一教会および関連団体とは今後、一切関係を持たないことを党の基本方針に決定している。

ハフポスト日本版では両氏の国会事務所に9月1日、顧問を引き受けた経緯や今後も続ける意向があるかなどについて、FAXで質問状を送ったが2日の記事執筆時点で回答はない。電話でも確認したが、いずれも「担当者が不在で答えられない」ということだった。

日韓トンネル研究会は公式サイトに掲載している顧問名簿を2日午前に更新。細田氏と江島氏の名前が消えた。同研究会に確認したところ「ご本人の側の意向で、顧問を本日で辞任した」という。

HUFFPOST
2022年09月02日 12時29分
https://www.huffingtonpost.jp/entry/hosoda-ejima_jp_63116b6ce4b0fc6bd239e95c