公明大阪府議団 旧統一教会関連団体の会合などに3人が出席
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220824/2000065403.html

08月24日 13時46分

「世界平和統一家庭連合」、旧統一教会をめぐり、公明党大阪府議団は、所属する府議会議員のうち3人が関連団体の会合などに出席していたと公表しました。

公明党大阪府議団は、旧統一教会との関係について、所属する15人の府議会議員を対象に調査を行い、24日、府議団の肥後洋一朗幹事長が記者団に結果を公表しました。

それによりますと、3人の議員が関連団体の会合などに出席しており、このうち2人は、講演会や会合に出席した際、会費を支払っていたということです。

一方、3人は、いずれも、旧統一教会の関連団体とは分からずに出席したと説明しているということで、寄付や選挙支援などは受けていなかったとしています。

公明党大阪府議団は、24日非公開で行った議員団総会で、今後、旧統一教会や関連団体との関わりを持たない方針を決めたということです。
府議団の肥後幹事長は「関連団体だと知らなかったとはいえ、会合などへの出席は、よく調べて判断すべきで、対応の軽率さと脇の甘さは猛省している」と述べました。

公明党大阪府本部は、所属議員に対し、旧統一教会や関連団体との関係があれば、報告するよう呼びかけていて、これまでに、3人の府議会議員のほか、国会議員2人と市議会議員1人から申告があったということです。