自民党の萩生田政調会長が今年の参議院選挙で初当選した生稲晃子氏とともに旧統一教会の関連施設を訪問していたことが分かりました。

生稲氏の事務所によりますと萩生田氏と生稲氏は6月、東京・八王子市内にある旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合の関連施設を訪問しました。

当時、生稲氏は7月10日の参議院選挙の投開票に向けて街頭活動などを展開していました。当日は別の場所で演説を行っていましたが、演説を聞いた人から「他にも仲間が集まっているのでお話を聞かせてもらいたい」と依頼を受け、萩生田氏とともに施設を訪問したということです。

生稲氏の事務所は「新人の立場ですのでより多くの方に政策を聞いていただきたいという思いでスタッフが判断しました」とコメントしています。

萩生田氏は今月2日の会見で教団主催のイベントであいさつしたことは認めていましたが、今回の件については公表していませんでした。

また2日の会見では、「地元の皆さんのなかに関係者がいたのかもしれないという認識です」などと述べ、教団側と知ったうえで関係を持ったわけではないとの立場を示しています。

TBS NEWS DIG
2022年8月17日(水) 10:41
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/126891