10日に行われる内閣改造の全容が判明しました。

 初入閣組以外では、浜田靖一さん(66)が2回目の防衛大臣となり、林芳正外務大臣(61)は続投します。

 厚生労働大臣には、安倍政権で2度、大臣を務めた加藤勝信さん(66)が3度目の登板です。

 この顔ぶれについて、自民党の関係者は、次のように話しているということです。

 自民党関係者(副大臣経験者):「よくもまあ、ここまで真面目な人を集めたなという感じ。名付けるとしたら、“勉強ができる優等生内閣”といった感じでしょう。スキャンダルが出そうな人も見当たらない」

 また、河野太郎さん(59)をデジタル大臣に、高市早苗政調会長(61)を経済安保担当大臣に起用します。

 河野さんと高市さんは、岸田文雄総理大臣が去年の自民党総裁選で戦った相手でもありますが…。

 テレビ朝日 政治部 官邸キャップ・山本志門記者:「また2年後に自民党総裁選がやってくる。高市さんと河野さんを野に放すことになれば、再び戦うことが予想される。自らの閣内に取り込んだほうが、きばをむいてこないのではないかと。そういう狙いも透けて見える」

 一方で、旧統一教会との関係を認めた人は、全員外れることになります。しかし…。

 テレビ朝日 政治部 官邸キャップ・山本志門記者:「旧統一教会の関係性は、官邸も調べきれない。旧統一教会の問題は、今の支持率の低下傾向に歯止めを掛けられるかの分かれ目になってくる」

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b5f0d4e1a1016b41d4f9b90da10c645315153fe