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2022/8/3
 中国、台湾周辺で大規模な軍事演習へ ペロシ氏訪問に対抗
 新華社通信によると、中国軍は4〜7日、台湾周辺の6カ所の空海域で実弾射撃訓練を伴う演習を実施すると発表。安全のため期間中は演習を実施する域内での
 船舶や航空機の通行を控えるよう求め、また中国軍東部戦区は2日夜から、台湾の北部、南西部、南東部の空海域で行動訓練を実施していると公表。台湾海峡
 で長距離の実弾射撃、台湾東部の海域でミサイルの試射などを行ったが、台湾国防部(国防省)は演習区域の一部が台湾沿岸から12カイリ(約22キロ)以内の
 「領海」部分に侵入しているなどとして「国際秩序への挑戦だ」と批判したとの事。
 台湾は日本で最西端にある沖縄・与那国島から約110キロで、4日から演習が行われる区域の一部は与那国島を南北にはさむ形で設定され、日本の排他的経済水
 域(EEZ)を含み、軍用機の飛来も相次いでいるおり、国防部は2日に中国軍機延べ21機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表し、ADIZに進入したのは
 中国軍の戦闘機「殲16」10機、「殲11」8機などで、台湾メディアによると、中台間の事実上の停戦ラインとして機能してきた台湾海峡の中間線に接近した戦
 闘機もあったとの事。
 ロイター通信によると、米軍は原子力空母ロナルド・レーガンを台湾の東方のフィリピン海に展開。誘導ミサイル巡洋艦や駆逐艦が行動を共にしており、強襲
 揚陸艦も同海域で警戒態勢を敷いているととの事。
 今回の軍事演習について、中国国内では1995〜96年の台湾海峡危機時の対応と比較する報道も目につき、当時、台湾初の直接投票による総統選などに反発した
 中国は、台湾周辺で弾道ミサイルの発射を含む大規模な軍事演習をして圧力を強めたが、これに対し米国は二つの空母打撃群を台湾近海に派遣。当時の中国は、
 米中のあまりの実力差を前に沈黙せざるを得なくなったが、その挫折をばねに中国は海軍力の増強に力を入れるようになったとされるとの事。
 今回の大規模軍事演習は当時よりも広範囲かつ台湾を包囲する形になっている事から、台湾の主要港を押さえ海上封鎖する目的で実施されるという見方も浮上
 し、中国メディアは「当時と現在では全く状況が異なる。中国はすでに台湾を完全に海上封鎖する軍事力を備えている」との事。
※事の発端は、米国下院議長のナンシー・ペロシの突然の台湾訪問にあり、1979年にジミー・カーター大統領とケ小平国家主席によって成し遂げられた米中の
 国交正常化の功績を台無しにし、台湾との中華民国政府の断交、米華相互防衛条約が失効した事による「一つの中国」の容認をバイデン政権が反故にしようと
 している為、米国民主党のナンシー・ペロシの訪台をきっかけに、下名の予測通り、先例に従い1941年に米国民主党出身の大統領フランクリン・ルーズベルト
 が第二次世界大戦に正式に参戦した時と同様に、米国民主党の大統領ジョー・バイデンの代に第三次世界大戦が勃発すると断言する。