メーデー “賃金格差是正 長時間労働解消を” 全労連 宣言採択
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2022年5月1日 12時18分

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5月1日はメーデーです。労働団体「全労連」の大会が都内で開かれ、賃金格差の是正や長時間労働の解消などを訴えるメーデー宣言が採択されました。

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東京 渋谷区の代々木公園で開かれた「全労連」の中央メーデーには、新型コロナの感染状況を踏まえ規模を縮小し、主催者発表で2900人が参加したうえで、オンラインの配信も交えて行われました。

「全労連」の小畑雅子議長は「2年以上にわたって続くコロナ禍に加え、円安や物価高など国民には困難が押しつけられている。地域経済を活性化させ、賃上げと労働時間の短縮、安定雇用の実現などを進めるべきだ」とあいさつしました。

大会では賃金格差の是正や長時間労働の解消のほか、ケア労働者の賃上げや医療提供体制の拡充などを訴えるメーデー宣言を採択しました。

子育てをしながら印刷会社で働く20代の女性は「物価高で仕事にも生活にも影響が出ています。子どもがいて生活にお金がかかるので、賃上げなどをしっかりとやってほしいです」と話していました。

また、40代の小学校の男性教員は、「新型コロナの感染拡大以前から多忙でしたが、今はオンライン授業への対応やクラスで感染者が出たときの対応も増え、現場は大変です。多忙で心を病む先生もいるので、教員不足を解消するためにも働き方改革を進めてほしい」と話していました。


※参考リンク
https://twitter.com/shiikazuo/status/1520595651297390594
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